人智学を提唱したシュタイナー教育で有名なシュタイナーは、占星学にも精通していました。
子供たちを4つのグループに分けて、それぞれにあった教育を施しています。
4つのエレメント別で人の性質の偏りを見分け、なるべく自分の中で調和がとれるように様々な工夫をこらしました。
エレメントについては、こちらを参考になさってくださいね。
エレメント別性質
シュタイナーいわく、
火サイン(牡羊座、獅子座、射手座)
燃える炎のように勢いよく行動し、最悪の場合は火山を爆発させて周りの人たちにあたり散らす。
地サイン(牡牛座、乙女座、山羊座)
深く感じ、考えることで石橋をたたいて渡るように行動する。人生の辛い出来事に思い悩んでいます。
風サイン(双子座、天秤座、水瓶座)
人懐こく愛嬌を振りまき、じっとしていることが苦手で、すぐにどこかに行ってしまいます。
水サイン(蟹座、蠍座、魚座)
いつも穏やかで平穏な状態を好み、いつまでも同じ状態でいたがります。
簡単にまとめると、
火サインは短気、
地サインは憂鬱になりがち、
風サインは落ち着きがない、
水サインは無関心になりがち、
といったところでしょうか。
地サインにはチョコレートを
特に地サインの憂鬱になりがちなのは、土との結びつきが強く、この肉体をとても重たく感じるのです。
その重力を他のサインよりも強く感じているので、気持ちまで落ち込みやすくなる傾向があります。
これを解消するには、チョコレートなどのお楽しみで気を紛らわせるのもおすすめです。
今日は、この気質別の偏りを色により調和させる方法をお伝えしますね!
火サイン
すぐにカッとなってしまうようなら、ペパーミントグリーンのような柔らかな緑色がおすすめ。
気持ちが安らぎ、いきなり怒りだすことも少なくなります。
赤や暖色系を好みますが、さらに攻撃的になってしまう傾向があります。
地サイン
青色系のお部屋はおすすめできません。
カーテンを黄色にしたり、オレンジならば考えすぎて中々行動に移せない傾向を、行動するパワーに変えることができます。
風サイン
落ち着きがない風サインの人には、青い色を身の回りに持ってくると効果的です。
さらに紫色ならば精神を集中させ、深く考える力を与えてくれます。
水サイン
おっとりしすぎて日常に無気力や無関心になってしまうなら、赤を用いると活発になります。
部屋を赤くすると動かずにはいられなくなります。
まとめ
本来、エレメントの違いは個性でもあり、人間としての魅力にもなっています。
ただ、それがあまりにも偏り過ぎて、本人が生きにくさを感じているのであれば調和させることも大事なこと。
シュタイナーは子供たちの教育に占星学を取り入れ、子供たちの資質を調和させることに熱心に取り組みました。
大人になった私たちは自分で自分の気質に向き合う必要があります。
あまりにもバランスを欠いてしまうと、本人の生きずらさに繋がってくるからです。
幸運なことに、こういったカラーや食べ物でバランスをとる方法もありますし、
個人的にはフラワーエッセンスなども好んで使っています。
全てはバランスと言われています。
上手に自分でバランスを取る方法を見つけてみましょう!