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牡牛座の物質欲は罪なのか?

 

 

牡牛座といえば美と豊かさを体現するサイン。

牡牛座に天体を持つ人は、おっとりした品の良さ、育ちの良さや豊かさを感じさせる人が多いです。

12星座にはそれぞれ長所と短所があり、長所は一方で短所になり、短所は裏返してみれば短所となりえます。

今回は牡牛座の短所にフォーカスして、そしてそれがどんな意味を持つのかをお伝えしてみたいと思います。

 

牡牛座の短所

① 物を集めるのが好きで所有欲が強い

牡牛座は地サインで金星を支配星に持ち、美や富、快適さに対する強い欲求を持っています。これは物質的な所有に対する執着や、安定した生活を求める性質に結びつきます。

② マイペースで頑固

地のエレメントである牡牛座は、感覚や五感に優れているので、自分のペースを守り、確信を持った行動を取り続けることが多いです。

すなわち人の意見に従わない(笑)

自分の感覚や肌に合わないものは断固として拒否する傾向があります。

 

美を愛する牡牛座さん

美を愛する牡牛座は美術品に多額のお金をかけて収集したり、コレクションをして、その作品を所有しては愛でることに喜びを感じます。ただ「鑑賞する」というよりは「所有したい」欲求が強いのです。

そうやってコツコツ集めたものが、後に美術館として人々を楽しませたり豊かさをもたらすことがあります。

これって、とても牡牛座さん的ですね。なぜなら牡牛座には「継承する」といった役割もあるからです。

 

ドイツの有名な観光名所

ドイツで美しいお城として観光名所になっているノイシュヴァンシュタイン城を経てたのはルートヴィヒ二世です。

ルートヴィヒ二世は芸術と美に対する深い愛情を持っていました。
ノイシュヴァインシュタイン城はその最たる例であり、彼の美的センスと芸術的ビジョンが具現化されたものです。

牡牛座の美に対する執着と木星の影響により、彼はこの壮大なプロジェクトに多額の資金を投入し、豪華で美しい城を建設しました。

ただ当時は芸術に魅了され、建築と音楽に破滅的浪費を繰り返した「狂王」と呼ばれていたそうです。

多額の税金が投じられ贅の限りを尽くす王は国民からは理解されず、謎の変死を遂げています。

 

ルートヴィヒ二世のホロスコープ

 

 

狂王の異名とは裏腹に太陽、金星、水星が乙女座です。
人々に貢献する王といったイメージの方が強いように思います。

ただ水瓶座の海王星と火星がコンジャンクション、牡羊座の冥王星がセクスタイルですから、芸術に異常なほどのエネルギーを注いでいくことも考えられます。

閃きやアイディア、先見の明がありますが、独断的ともいえそうです。

太陽こそ乙女座であるものの木星に牡牛座を持っています。

ここがやはり収集癖や美しいモノには目がないといったところに繋がっていくのですね。

また牡牛座の頑固さは血税を浪費された庶民の声にも動じません。ある意味ブレない強さを持っているといえるでしょう。

 

今になって、豊かさと美をもたらすお城

王の財政的な決定は批判されましたが、彼自身は物質的な豊かさと所有欲を追求しました。

牡牛座の性質が強調されることで、彼は所有するものの価値を高め、美しいものを手に入れることに強い関心を持っていました。彼の城の建設はこの所有欲の象徴でもあります。

ルートヴィヒ二世は、一見すると浪費的に見えるかもしれませんが、ノイシュヴァインシュタイン城はその堅固な建築と長期間にわたる魅力により、今でも観光名所として多くの人々に愛されていますし、観光名所として国民を潤わせ続けています。

 

これは牡牛座の堅実さと持続性の表れですし、何よりも芸術を愛し美しい物を体現したいという牡牛座らしい欲望から生み出されたものです。

当時は批判されましたが、美をこよなく愛し、贅の限りを尽くし、そしてその美や豊かさを継承していくこと、それは牡牛座に天体を持つ人の役割でもあるように思います。

結果、亡くなった今こそ、太陽乙女座らしい人々への献身を全うしたということにもなるのでしょう。

 

ということで12星座シリーズ、今日は牡牛座さんをお伝えしてみました。

 

 

 

 

 

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