一人時間が必要な性格や傾向を示すアスペクトやハウスの配置もあります。
今は、結婚を選択しない人も多くいますし、結婚をしていても、時々はフラッと自分だけの時間を取るために一人で出かけたいと思うかもしれません。
それは別に誰かと一緒にいたいと思わないとか相手を愛していないというわけではなく、ただ一人の時間に自分を充電させたりリフレッシュするための重要な儀式なのです。
愛しているから、いつでも一緒、と言われると窮屈すぎる人達。
自分や相手が、どんなタイプなのかも知っておきたいですね。
12ハウスに個人天体がある
12ハウスは、内省や隠れたもの、潜在意識に関連しています。
このハウスに個人天体(太陽、月、水星、金星、火星など)がある場合、その人は一人で過ごす時間や内面的な探求を重視する傾向が強いです。
また、12ハウスに惑星が多い人は、他人と距離を置き、一人でリフレッシュする時間を好むことがあります。
土星のアスペクト
土星は責任や制限を象徴する天体ですが、自己規律や忍耐力も司ります。
土星が個人天体にハードアスペクト(スクエアやオポジション)を形成している場合、他者との関わりに制約を感じやすく、一人の時間を必要とすることがあります。
特に、月や金星に土星がハードアスペクトを持つ場合、感情や対人関係において抑制される感覚があり、これが一人時間を必要とする要因となります。
月の配置
月は感情や無意識のニーズを表します。
月が水のサイン(蟹座、蠍座、魚座)や4ハウス、8ハウス、12ハウスにある場合、感情的に敏感であり、外的な刺激から守るるために一人時間が必要となることがあります。
また、月が冥王星とアスペクトを持つ場合、深い感情的な変容を経験しやすく、一人でそのプロセスを進めることが重要になることがあります。
冥王星の影響
冥王星は変容と再生を象徴する天体で、個人の深い内面に影響を与えます。冥王星が強く影響する配置(例えば、月やアセンダントとタイトなアスペクトを形成している場合)では、自分の感情や動機を深く探求するために、一人の時間が不可欠となることがあります。
火や風、土サイン
火のサインである牡羊座は基本的に単独行動を好みます。ひとりでこそ、自分のポテンシャルを最大限に発揮できるのが牡羊座だし、能力が高いので大抵のことは一人でやってのけます。
射手座も自由を愛するサインですから、誰かと一緒にいることが窮屈だと思えば自由を選ぶでしょう。
風サインも一定の距離を保つのが得意。誰かと一緒にいるのもいいけれど一人でも大丈夫な人たちです。
土サインの人はこだわりが強くマイペースな人たちです。
基本的には自己完結できるので、あまり他人に干渉されるのは好きではないし、ひとりで自分のペースで淡々と過ごすことを好みます。
ということで、これらの配置やアスペクトは、一人時間を必要とする性格や性向を形成する要因となります。
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