突然ですがあなたはおひとり様が好きですか?
一人カフェ、一人映画、一人旅が気楽でいい!と感じる方もいれば、「一人なんて無理!」と思う方もいらっしゃいますよね。
最近では一人焼肉という言葉も当たり前に使われますし、ソロキャンプを楽しむ人も増えていますよね。
でも、ひとりでご飯を食べるのが苦手だし、どこを向いて何を観ながら食べればいいのかわからないという人もいます。
でも実は、それぞれの感じ方には、星の配置が深く関係しているんです。
今日は、おひとり様気質のホロスコープの特徴を詳しく紐解いていきますね。
まずは、星座の特徴から見ていきましょう。
おひとり様好きな星座
自由と独立を大切にする水瓶座の人は、おひとり様気質を持っていることが多いです。
集団の中で同調するよりも、自分の価値観に従ってマイペースに物事を進めることを好みます。
また、未来志向で発想力が豊かなので、一人の時間がアイデアの源になりやすい傾向もあります。
たとえば、カフェでノートパソコンを開いて静かに作業をしたり、一人でふらっと国内外を旅して現地の人と偶然の出会いを楽しんだりします。周囲に流されず、自分らしくいられることに心地よさを感じるタイプです。
几帳面で観察力に優れた乙女座の人は、自分のペースで物事を整えることに安心感を覚えます。
人に気を遣いすぎて疲れてしまうことがあるため、一人の時間を通じて心をリセットしたいと感じる場面が多いです。また、細かい部分に気づく力があるため、騒がしい環境よりも静かで整った空間を好みます。
たとえば、予定を立てる時は一人でスケジュール帳を開いて静かに整理することに喜びを感じたり、掃除や読書などを一人で黙々とこなすことで心が整っていきます。人と一緒にいると、相手に合わせて無意識にエネルギーを使ってしまうことがあるため、あえて一人で過ごすことで自分らしさを取り戻そうとします。
行動力とスピード感が特徴の牡羊座の人は、決断も行動も自分のタイミングで進めたいと感じることが多いです。誰かと足並みを揃えるよりも、ひとりで即断即決する方が心地よく感じられるため、単独行動に魅力を感じる傾向があります。
また、競争心が強くチャレンジ精神旺盛なため、自分で道を切り拓くことに喜びを見出すタイプです。たとえば、思い立ったらすぐに行きたい場所へ出かけたり、新しい趣味を一人で始めたりすることも多いです。
「誰かと相談して決める」よりも、「自分で決めて行動する」方が性に合っています。周囲のペースに合わせることでストレスを感じることがあり、自分の流れを大切にしたいと自然に思っている人です。
天王星は距離を取りたがる
それから次に注目すべき天体が「天王星」です。天王星は距離をとりたがる性質を持っています。
この天王星が強く働くホロスコープの持ち主は、束縛を嫌い人との間に一定の距離を保つことで、自由や安心感を感じる傾向があります。
天王星には、「切り離す」「分離する」といったエネルギーがあります。新しいものや変化、個性、そして自由を求めるのが特徴です。感情より理性を優先し、仲間と群れるよりも独立している方が楽だと感じる人が多いです。
たとえば、ホロスコープに次のような特徴がある人は、天王星の影響を強く受けている可能性があります。
・太陽、月、アセンダントが水瓶座にある
・太陽や月が天王星と重なっていたり、または他のアスペクトである星の角度を持っている
・1ハウスという自分自身のハウスに天王星がある
・アセンダントの星座が水瓶座
こうした人は、人と仲良くなりすぎると、突然ひとりになりたくなることがあります。急にSNSを消してしまったり、音信不通になったりすることもあります。また、一人でいる空間の方が自由にアイデアが広がると感じやすく、自分らしくいられる時間として大切にしています。
ただし、こうしたおひとり様気質は、蟹座・蠍座・魚座といった水サインの人にとっては少し理解しづらいかもしれません。
水サインの人は、感情のつながりや心のふれあいをとても大事にする傾向があるので、距離を取られると寂しく感じてしまうことがあります。
だからこそ、お互いの違いを知っておくことが大切なんです。おひとり様好きの人は、決して人を嫌っているわけではなく、自分のエネルギーを整えるために一人の時間を必要としているだけなのです。
おひとり様という文化
実は、「おひとり様」という言葉が浸透し始めたのは2005年ごろなんですけれど、その当時のホロスコープを見てみると、興味深い配置がありました。
2005年の星配置ですが、天王星が魚座で海王星が水瓶座なんですよね。
これは、ちょっと難しい言葉なんですけれどミューチュアルレセプションといってそれぞれの支配星を交換している状態で、天王星と水瓶座、海王星と魚座のエネルギーが強調された状態になっています。
つまり、天王星水瓶座のあらわす「自由」や「個」の文化が強くなった時代背景が星からも読み取れるというわけです。
この頃から、一人焼肉、一人カラオケなどのサービスが広がり、旅行会社が「おひとり様プラン」を売り出したり、SNSやネット文化が急拡大していったりといった、おひとり様文化の基盤が築かれていき、現在にいたるといった感じです。
他にもあるおひとり様傾向
その他のおひとり様傾向のホロスコープとしては、12ハウスに天体がある人です。
特に太陽や月が12ハウスにある人は、目に見えない領域や無意識の世界に深くつながっているため、人前に出るよりも、静かな環境の中で自分と向き合う時間を大切にする傾向があります。
一人の時間を通じて、自分の感情やエネルギーを整えることができるため、自宅で映画を観たり音楽を聴いたりしてゆっくり過ごすことに深い癒しを感じます。
また、にぎやかで刺激の多い場所よりも、静かで落ち着いた空間に心地よさを感じやすく、目立つことよりも裏方として誰かを支える役割に自然と惹かれやすいです。
人との関わりの中でも、距離感を保つことで安心できる部分があり、深い人間関係を築くには時間がかかることもあります。
また山羊座の人は、初対面では感情を簡単に見せることが少なく、警戒心を持ちやすい傾向があります。
表面的な付き合いにはあまり関心がなく、信頼できる少数の人とじっくり関係を育てていきたいと思うタイプです。人に合わせることに疲れてしまう場面もあるため、一人の時間を持つことで心のバランスを保とうとします。
また牡牛座の人もマイペースですし、牡牛座や乙女座、山羊座といった土サインの人は全体的に、現実的で堅実な価値観を持っていて、人に振り回されず、自分の世界を大切にする孤高な一面があるのかもしれませんね。
水サインにとっては寂しい
ただし、こういった「おひとり様」気質は、蟹座や蠍座、魚座の水のエレメントの人にとっては、少し理解しがたいと感じることもあります。特に水サインの人は、感情を通じたつながりや心のふれあいをとても大切にしているため、距離を置かれると寂しく感じたり、不安に思ったりするかもしれません。
ですから、どちらが正しいというよりも、お互いに大切にしているものが違うことを理解しておくことがといいですよね。相手の距離感を「冷たい」と感じる前に、「その人にとっての心の整え方なんだな」と思ってあげられると、お互いの関係性がぐっとスムーズになります。
まとめ
もし、あなたの家族や恋人、お友達が「一人の時間が必要」なタイプなら、それは「冷たい」のではなく、ただ「充電している」だけかもしれません。
星の配置を知ることで、「構いすぎないこと」が優しさになるケースや「相手のペースを尊重する」ことが信頼関係につながるということが見えてきます。
(まとめ)「おひとり様が好き」は、あなたのわがままではありません。
むしろ、ホロスコープが自然とそうさせているのかもしれません。人それぞれの違いを知ることは、自分にも人にも優しくなれる第一歩です。星はその違いを教えてくれる、心強い味方です。