
星読みを起業設計に使うという現実的な視点
起業やビジネスについて考え始めたとき、多くの人が最初につまずくのは「何をやるか」よりも、「自分はどんな軸でやる人なのか」という部分です。やりたいことはいくつか思い浮かぶし、学んできたことや経験もそれなりにある。それなのに、いざ発信しようとすると言葉がまとまらず、肩書きを考えようとするとどこか違和感が残る。そんな感覚を抱えたまま、時間だけが過ぎていくことも少なくありません。
この状態に対して、「もっと覚悟を決めないといけない」「自分はまだ本気じゃないのかもしれない」と自分を追い込んでしまう人も多いのですが、実際にはそうではないことがほとんどです。多くの場合、問題は意欲や根性ではなく、ビジネスを組み立てるための基準点が整理されていないという点にあります。
この記事では、星読み、とくに出生図を使って「ビジネスの軸」をどう捉え、どう整理していくのか、その考え方を言葉にしていきますね。
占いとして未来を当てる話ではありませんし、精神論で背中を押す内容でもありません。起業やビジネスを現実的に設計するための、一つの視点として読んでもらえたらと思います。
そもそも「ビジネスの軸」とは何を指しているのか
ビジネスの軸という言葉はよく使われますが、その意味がはっきり共有されていることはあまりありません。肩書きのことだと思っている人もいれば、扱う商品ジャンルのことだと捉えている人もいます。ただ、それらは軸の「結果」として表に出てくるものであって、軸そのものではありません。
ここでいうビジネスの軸とは、どんな視点で世界を見て、どんな価値観を大切にし、どこにエネルギーを注ぎやすい人なのかという、もっと土台の部分です。言い換えるなら、その人が無理をせずに立ち続けられる立ち位置のこと、と言ってもいいかもしれません。
この土台が曖昧なままだと、発信のトーンが定まらなかったり、人のやり方に振り回されやすくなったりします。商品を作っても「これでいいのだろうか」という不安が消えず、方向転換を繰り返してしまうこともあります。逆に、この部分がある程度整理されていると、やること自体は驚くほどシンプルになっていきます。
出生図で見ているのは「才能」ではなく「方向性」
星読みというと、「才能を言い当てるもの」「向いている職業を当てるもの」というイメージを持たれがちです。けれど、起業やビジネスの文脈で出生図を見るとき、そこまで直接的な使い方はしません。
私が見ているのは、エネルギーがどの方向に流れやすいかという構造です。たとえば、自然と人の内面や心理に意識が向く人もいれば、物事を仕組みとして捉える方が楽な人もいます。言葉で整理することで理解が深まる人もいれば、体験や感覚を通して伝える方がしっくりくる人もいます。
これらは優劣ではありませんし、「すごい才能があるかどうか」という話でもありません。ただの向き不向きです。出生図は、その向きがどこにあるのかを示してくれます。そして同時に、無理をすると消耗しやすい方向も浮かび上がらせます。
ビジネスでは、この「向き」を無視した設計をすると、頑張っているのに疲弊する、という状態が起こりやすくなります。
「好きなこと」だけでは軸が定まらない理由
「好きなことを仕事にしたい」と考える人は多いですし、それ自体はとても自然なことです。ただ、好きなことだけを基準にビジネスを組み立てると、途中で行き詰まるケースも少なくありません。
好きだけれど発信する形が合っていない。得意だけれど、提供の仕方が自分に合っていない。こうしたズレがあると、最初は楽しくても、次第に苦しさが出てきます。出生図を見ると、こうした違和感の理由が感情論ではなく構造として見えてきます。
軸とは、好きなことを否定するものではありません。好きなものを、使える形に整えるための基準です。この視点があるだけで、選択肢の見え方は大きく変わります。
出生図からビジネスの軸を読み解く3つの視点
起業やビジネスの軸を整理するとき、私は出生図を主に三つの視点から見ています。専門用語を知らなくても考えられるレベルの話なので、感覚的に読んでもらって大丈夫ですよ。
① どこで力を発揮しやすいか(立ち位置・役割)
前に立って引っ張る方が自然な人もいれば、全体を支える立場の方が力を出しやすい人もいます。教える役割が向いている人もいれば、伴走しながら整理する方がしっくりくる人もいます。これは能力差ではなく、疲れにくいポジションの違いです。
② どう人と関わるか(距離感・関係性)
広く浅く関わる方が楽な人もいれば、少人数と深く関わる方が安心できる人もいます。この距離感を無視すると、集客やサービス提供そのものがストレスになります。自分に合った関わり方を知ることは、長く続ける上でとても重要です。
③ 何を大切にして動くか(価値基準)
結果重視なのか、過程重視なのか。合理性なのか、共感なのか。変化を好むのか、安定を大切にするのか。ここがズレたままビジネスをすると、「うまくいっているのに満たされない」という感覚が残りやすくなります。
この三つがある程度噛み合うと、ビジネスの軸は自然と一本にまとまっていきます。
「何屋さんかわからない」状態は軸が曖昧なサイン
肩書きを増やしても、資格を足しても、不安が消えないときがあります。その場合、やっていることが足りないのではなく、軸の言語化が追いついていないだけ、ということがよくあります。
「何屋さんか」という問いの奥には、「自分はどんな視点で価値を届ける人なのか」という問いがあります。出生図は、その問いを整理するための材料になります。
ビジネスの軸は最初から完成していなくていい
ここで大切なのは、ビジネスの軸は最初から完璧である必要はない、ということです。起業初期と拡大期では、表現の仕方や役割は変わっていきます。ただし、土台になる方向性はそう簡単には変わりません。
出生図を見ることで、変わる部分と変わらない部分を切り分けて考えられるようになります。これは、長く続ける上で大きな助けになります。
出生図は「自分を責める材料」ではなく「設計の材料」
行動できないときや迷っているとき、その状態を意志の弱さや覚悟の問題にしなくていい。出生図を見ると、「今どこで引っかかりやすいのか」「どういう形なら動きやすいのか」が構造として見えてきます。それだけで、自己否定はかなり減ります。
そして、現実的な一手を選びやすくなります。
まとめ|ビジネスの軸は外から借りるものではない
ビジネスの軸は、誰かの成功事例や流行のやり方を借りて作るものではありません。出生図は、新しい何かを足すための道具ではなく、すでに自分の中にある構造を整理するための視点です。
なぜそのやり方がしんどかったのか、なぜ同じ努力でも噛み合わなかったのか。その理由を、感情ではなく構造として捉え直すことができます。
軸が整うと、商品設計も発信も行動も、無理に合わせにいくものではなく、自然につながっていくものに変わります。次の記事では、この軸を土台にして、世界観をどう形にしていくかを整理していきますね!
▶ 星を活かしたブランディングで、「売り込まずに売れる仕組み作り」をしたい方は。こちらから↓
無料相談も承っています。
-
-
星で描くビジネス地図プログラム【星読み×ビジネス起業デザイン】
占星術で見つける、あなたらしい起業とブランドの形 【Soul Mission Design】― 魂の使命を形にするビジネスデザイン ―は、魂の設計図から始める、唯一無二のブランディングで ...
続きを見る


