先程、たまたまビルゲイツのホロスコープを出してみて、納得のアスペクト(星の角度)を見つけました。
そう、成功者、権力者、財を成すビリオネアアスペクトと言われている、あのアスペクト。
冥王星と木星のコンジャンクション(重なり)。
ビルゲイツのホロスコープ
木星は拡大と発展の星。
上昇志向や豊かさをあらわす天体です。
冥王星は常識外の力をもたらす星。
けた外れの突出した世界へと突き抜ける底力のある天体です。
ブルトーザー並みの突破力と破壊力を持つのが、この星の特徴。
そんな冥王星と木星が重なっているということは、地位や権威、豊かさを求めてどこまでも上昇していこうとする絶対的な力を持つということです。
これは執着ともいえるほどの粘り強さと、壮絶なまでの努力を惜しみなく注げる並外れた力となって表れてきます。
冥王星はこだわりをあらわす天体です。
一度、自分のこだわりを見つけたら、徹底的にそこへ向かって行こうとする意志の強さ。
これこそが成功へと導く要因でしょう。
大抵の人は障害や困難に出会うとメンタルが挫けてしまったり諦めてしまったりするからこそ、成功まで辿りつきません。
この人達にとっても失敗がないわけではありません。
失敗も星の数こそ踏んで数々の困難を乗り越えるからこそ成功を手に入れることができるものです。
ビリオネアアスペクトといわれる、このアスペクトを持つ人は、究極の粘り強さを持つ人と言えるのでしょう。
羽生結弦さんのホロスコープ
このアスペクトを持つ人にフィギアスケートの羽生結弦さんがいます。
金メダルにこだわり続け、そして金メダルを越えて自分のスケートにこだわり、進化し続けてきた姿は誰もが知っています。
それは執念とも言えるほどの壮絶な闘志を感じずにいられません。
彼のコーチは、「結弦は選手同士のちょっとした食事会にも一切参加しなかった」そうです。
海外を拠点に練習を積んでいた羽生さんですが、一切の交流の時間も惜しんで一人の時間すらも精神的な鍛練に充てていたのです。
全身全霊で生活の全てをスケートに注ぎこむ姿は壮絶ですらあります。
英語で「bet」という言葉の「全てを賭ける」という意味ですが、羽生さんはまさしくこの言葉通りを生きていたのでしょう。
その凄まじいほどのこだわりと努力へと駆り立てるのが木星と冥王星のコンジャンクションの力です。
なのに本人は意外にも、そんなにも努力をしているとは感じていないのかもしれません。
その許容量の大きさが、このアスペクトの特徴です。
お金もパワーも使いよう
類まれなる意志の強さが人を圧倒するほどのパワーとなってカリスマ性を発揮します。
人に対する影響力も持ち、究極は地位や名誉、お金も手に入れていきます。
ただ一つ、気をつけたいところは冥王星の力をダークサイドに使わないこと。
全ての成功を手に入れた先にあるのが、人への貢献であるのならば、それがこのアスペクトを持って生まれたことの使命を見出すことができます。
この世の春とばかりに傍若無人に振舞えば、その後に待っているのは転落しかありません。
なぜなら冥王星は昇りつめた後には、奈落へと突き落とすだけの反転する力も持ち合わせているからです。
大きな力を持つものは優しくあるべき。
そして、その力を世の為人の為に使うこと。
人を良くするために、その大きな力を与えられて生まれてきたことを自覚するべきです。
羽生さんは優しいですよね。
木星と冥王星のコンジャンクションをお持ちの人は、大きな可能性を持っています。
その力、宝の持ち腐れにしていませんか?
人生を賭けるものを見つけてみましょう。
まずはそこからです。