太陽星座は今生の人生のテーマ、人生の生き方をあらわしています。
太陽星座は元々ある資質ではなく、社会との関わりの中で育てていくもの。
なので意外と太陽星座に関することがニガテな人も多いのです。
一生に渡ってその生き方を目指していくものですから、あっさりクリアできるものではないのかもしれません。
太陽星座は、「今生で目指すべきテーマ」と講座でお伝えしていたら、
「ドラゴンヘッドと同じようなものですか?」と、ご質問をいただきました。
こういった質問って、自分ではサラッと感覚で捉えていることなので、言葉に落とし込んでみるのには良い機会になります。
ご質問ありがとうございます!
今日はそんなご質問にお答えしてみたいと思います。
ドラゴンヘッドと太陽星座の違い
ドラゴンヘッドは太陽と月の通り道が交わるポイント。
天体ではありません。
南で交わるところがドラゴンヘッド、北で交わるところがドラゴンテイルです。
ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルは今なお解釈に絶対的なものがなく現在進行形で検証中ではあります。
私的にはドラゴンヘッドは魂が向かう方向、魂の願い、
ドラゴンテイルは過去に積み上げてきたもの、過去世といった意味で捉えています。
西洋占星術では生まれ変わりを前提にしており、過去をあらわすポイントや、この人生を越えて魂が向かっていく方向性も読み取ることができます。
魂の願いや向かう方向がある中で、では実際にこの人生でどう生きて行くかをあらわしているのが太陽星座だといえます。
魂の願いへと向かうために現状するべきこと
先日、ご質問をいただいていた方の場合、
ドラゴンヘッドは獅子座で11ハウス。
獅子座は自己表現のサインです。
しかも自由でしがらみやキャリアから解放された11ハウスにある。
これは魂が何ものにも捉われずに、自由に自分らしさを表現することを望んでいると読めます。
そして、そこへ向かっていくのでしょう。
そのために、この人生で生きていくテーマは太陽星座です。
太陽は牡牛座で8ハウス。
牡牛座も8ハウスも継承するといった意味合いを持ちます。
牡牛座は持って生まれた資質や才能、五感を活かすこと。
8ハウスも実家や配偶者からの経済的な恩恵を受け取る、それを肥やしにして人生を変容させていくハウスです。
彼女の人柄もあって、経済的なことに限らず援助のお申し出は絶えず、ご自身は五感やスキルを活かした活動をされています。
この人生では、他者や組織の力を吸収しながら、好きな事にこだわり続け才能を開花させていくこと。
そのためには多少窮屈なしがらみの中で、親密な相手に尽くし絆を強めていく必要もあると言えるでしょう。
魂の願いを叶えるための今生の役割
それが魂の願いである自由に自己表現をしたい、
多くの人が自分らしさを表現するための未来の可能性を開くための気づきを与える、と言う魂の願いに繋がっていくのです。
ドラゴンヘッドの魂の願いを叶えるために、今生どう生きるかは太陽星座があらわしていると言えます。
太陽星座は今生の役割です。
そして今生の仕事、キャリアになるのがMCです。
実際の職業そのものではなくても、今やっていることにMCのサイン的なエッセンスが入っていればOK。
ドラゴンヘッド、太陽、MCと、魂のスケールから順番に現実的なことに落とし込んで考えてみると、ご自身の人生の設計図が見えてくると思います。
ホロスコープでは感受点(天体ではないが重要なポイント)よりも、天体の方が重要な役割をします。
スピリチュアルも大事だけれども、実際にこの現実の今を生きる自分が主役で大事だというのと同じです。
なので、やはり太陽をしっかりと生きること。
太陽はホロスコープの主役ですから。
ということで、参考にしていただけましたら幸いです!