ホロスコープでは個人天体と言われている月、水星、金星、太陽、それから火星ぐらいまではお生まれの月や時間によって違ってきます。
木星は1年に1度、土星は2年半に一度サインを移動します。
ということは木星なら同学年はほぼ同じ。
土星は中学、高校でいうと在学している生徒さんが、ほぼ同じである可能性が高いといえます。ざっくりとしたイメージですが。
土星以降の天王星、海王星、冥王星のトランスサタニアンも、もちろん同じになります。
学年カラーや世代カラーがある
学年カラーというのは木星があらわしています。
あの学年はヤンチャな学年だった、
あの年の子は大人しい人が多いよね、
そんな風に言われることってありますよね。
ちなみに私が学生だった頃、校内暴力が問題になっていた年でした。
うちの学校ではそんなことはなかったのですが、窓ガラスが割られたり暴れたりといったことが頻繁にニュースで流れていたものでした。
その一学年下はとっても大人しい学年で、何の問題も起こさないような学年。前年の反動かと囁かれていましたが、これが学年カラーなのですね。
学年や世代が同じだと同じになってしまうサイン(星座)。
太陽が違っても年代によっては同じような雰囲気を醸し出しているものです。
みんな同じにはならない
ではみんな同じかというと、そのサインが発揮される場所は個人によって全く違います。
その天体が入るハウスは人によって違いますので、その天体が発揮されるハウスで違いを読み解きます。
例えば木星が蟹座の世代の人たちはサポート力や育成力に恵まれています。
この蟹座木星が4ハウスにあれば、その力は家族や家庭で発揮されます。なので良き母、子育て上手ということになるでしょう。
6ハウスにあればカウンセラーとしてお仕事で発揮されるかもしれません。
10ハウスにあれば部下の育成に、その力を注ぐこともあるでしょう。
まとめ
ハウスはお生まれ時間によって目まぐるしく変わり、極めてパーソナルなもの。
どこで活躍するかの現場をあらわしています。
社会天体や世代天体など年代に共通している天体は、個人においてはどこの現場で発揮するのか、違いはその天体が在室するハウスで読み解いていきましょう。
持って生まれた天体のサインは同じでも、活かす現場は全く違ってきます。
武器や得意をどの現場で活かすのか。
これがホロスコープが唯一無二で誰とも違う所以ですね。
ということで参考になさってくださいね!