同じ太陽星座であっても、前半にお生まれの人と後半にお生まれの人とは性質が違っています。
前半は純粋にその星座の質を発揮していますが、後半になると真向いの星座の質が入り込みます。
真向いの星座はオポジションの関係。
真向いの星座は同じクオリティ(活動宮、不動宮、柔軟宮)を持つので行動パターンは同じ。
なのでアプローチの仕方は同じですが、エレメント(火、地、風。水)が違うので価値観が違います。
価値観が違うと、何を大事に思うのかが違うので激しくぶつかり合うことも少なくありません。
お互いが鏡の関係です。
ただ、真向いの星座は同じテーマを持っていて、異なるアプローチ法や担当している分野が違うともいえます。
だから全く違うとも言えないのですよね。
真向いの星座については、こちらをご覧くださいね。
-
真向いの星座は同じテーマを持っている
ホロスコープで向かい合う星座同士は同じテーマを持っています。 【向かい合う星座】 *牡羊座と天秤座 *牡牛座と蠍座 *双子座と射手座 *蟹座と山羊座 *獅子座と水瓶座 *乙 ...
続きを見る
自分らしさを一度失う
星座の後半にお生まれの方は、その真向いの性質を自分の中に持っています。
12星座にはそれぞれ良さがありますが、その星座らしさだけで上手くいかなくなって、真向いの星座の性質を取り入れ始めるのが後半にお生まれの方です。
日にちでいうとちょうど太陽が半分くらい進んだところ、サビアンシンボルでは16度で真向いのサインが流れ込んでくるのです。
なので、ちょっとその星座らしさを失います。
牡羊座と天秤座は真向いのサイン。
牡羊座は我が道を行くサインですが、牡羊座の16度だとちょっと人のことを気にし始めます。
前しか見ない牡羊座が周りを見渡し始めるのです。
逆に天秤座も16度になると押し出しの強さが出てきます。
ことなかれ主義で平和や調和を重んじる天秤座ですが、自分を主張する強さを併せ持ちます。
乙女座と魚座も向かい合わせのサイン。
現実主義の乙女座も16度で目に見えない世界を取り入れ始めます。
この世は目に見えるものだけではなくて、心の世界やスピリチュアルな力を取り入れなければ現実世界が変わらないことに気づき始めるのです。
一方でスピリチュアルも大事だけれども地に足をつけることも必要だと、実用的なことや細かいことにも気を配るようになるのが魚座の16度。
半分くらいにお生まれの方
もちろん、その星座らしさが全く失われることはありませんが、その星座らしさをいったん失うのがちょうど月の半分くらいにお生まれの方。
自分の中に真向いの性質を持つのも矛盾していて、でもまたそれが不思議に魅力的です。
同じ太陽星座でも違うのですよ。
それが興味深くで面白いですよね。
ちなみに私は太陽乙女座ですが、意外と細かいことが苦手でざっくりとしたところがあるのは真向いのサインの影響かも。
ということで、ぜひ参考になさってくみてくださいね!