真向いの星座は同じテーマを持っている

ホロスコープで向かい合う星座同士は同じテーマを持っています。

向かい合う星座はポジション（180度）の関係です。

上のホロスコープは牡牛座と蠍座です。

●クオリティ（行動パターン）が同じ・・・活動宮、不動宮、柔軟宮

●エレメント（価値観）が違う・・・火、地、風、水

例えば牡牛座と蠍座は同じ「お金」をテーマとして持っているのですが、牡牛座は自分で稼ぐお金であり、蠍座は他人のお金です。

なので、牡牛座は自分で稼ごう！と思うサインなのですが、蠍座は「貰ったってええやん」で親から貰ったり、旦那さんに稼いでもらったりします。

お金に対する価値観が違うからです。

12視座別の共通のテーマ

牡羊座と天秤座・・・私とあなた

どちらも私を表現するのですが、純粋に自分の思いに従う牡羊座に対して、天秤座は人から見た私を意識します。

牡羊座の世界には一人称の私しか登場しませんが、天秤座の世界にはあなたがいて私がいる。
相手があるからこそ自分を知ることができます。

牡牛座と蠍座・・・お金

自分の才能やスキルを使って自分で稼ごうとするのが牡牛座。

蠍座は人から貰う、受け継ぐことでお金を得ようとします。

投資や不労所得、権利なども蠍座的。

「私のお金は私のもの」の牡牛座と「あなたのものは私のもの」の蠍座の価値観の違いがあります。

双子座と射手座・・・知識、知性

双子座は実用的ですぐに役立つ知識がテーマです。

生活に役立つ便利グッズや豆知識などを考えて、日常をスムーズに便利であるように知性を使います。

射手座はビジョンや人類発展などスケールの大きなことを探究することに知性を使います。

未来を明るくすることや、未知の世界への探究心はあるのですが、実用的ではありません。

蟹座と山羊座・・・居場所作り

蟹座は家族や家庭の中に居場所を作ろうとします。

ますは自分の身近なところに足場をつくり、心の安定を家庭に求めます。

山羊座は社会の中で、自分の居場所を作ろうとします。

なので仕事で成功することや、肩書などの自分のポジショニングを社会の中に定めていきます。

家庭か仕事かはよく言われることですが、それも自分の居場所をどこに作るかがテーマだからです。

獅子座と水瓶座・・・個性

どちらも自分らしさを表現する星座ですが、獅子座は圧倒的な存在感で、思うままに自分らしさを表現します。そこに他者の存在は必要ありません。

水瓶座は多くの人達の間で、それぞれの個性を輝かせる集団の力があります。

それぞれの個性を引き出し、魅力を開花させることで一人では成し遂げられないことを達成していきます。

自分ひとりで輝く個性と、切磋琢磨しながら磨かれていく個性です。

乙女座と魚座・・・癒し

乙女座はフィジィカルなケアであったり、仕事での貢献、サポートといった実際的で役立つことをテーマにしています。

人に役立つものを提供する、ボディやメンタルのケアなど目に見える形での癒しを担当しています。

魚座は心の世界での癒しをサポートします。心理や目に見えない世界での救済を担当します。

ヒーリングやスピリチュアル、音楽や芸術を通して心や魂を救済し人々に奉仕することがテーマです。

お互いが同じテーマを生きている

いかがでしょうか？

あなたの周りに、あなたと向かい側の星座の人はいますか？

何だか違うな、と感じていても、その人と目指していることは同じです。

「押してもダメなら引いてみな」

同じ扉を開けるのでも、あなたは押して開けようとしていて、真向いの人は引いて開けようとしているのかもしれません。

自分にはないアプローチ法をしているのです。

自分の扉が開かないなら、引いてみましょう。
向かいのサインの人のやり方をマネして、取り入れることで開かない扉も開くのです。

鏡の存在である向かいのサインの人を良く観察して、自分にもその力を取り入れると良いですよ。

星の流れでも、自分のネイタルチャート（出生図）の真向いに、お空の天体が入ってきたときには大飛躍のチャンスですから。

私とあなたはセットでひとつのテーマを生きている。

あなたの真向いの星座を知っておきましょう！