ホロスコープのアセンダントは生まれた時の東の地平線にあった星座(サイン)です。
日の出の太陽が今まさに地上に顔を出そうとする始まりの場所。
ホロスコープにおいてはアセンダントは全ての起点になる重要なポイントです。
アセンダントは第一印象をあらわしていますが、正直、アセンダントと月、太陽の違いって分かりにくいと思ってませんか?
まずは太陽はオフィシャルな顔。
世間に見せている顔であり、仕事で出会う人には太陽の顔で接しています。
元々あるものではなく、社会で働いて育くんでいくのが太陽です。
また、こうありたいと思うのが太陽でもあります。
月は内面の感情
月は素の自分。
プライベートで見せるのが月の部分です。
親しい人や家族には月の星座の方が、あなたのイメージとしてはしっくりとくるでしょう。
飾らない自分であり内面をあらわしているのが月の星座。
決して大人にならないインナーチャイルドともいわれています。
ありのままの自分が月星座です。
また月は内面の感情をあらわしています。
アセンダントは第一印象や、その人が醸し出している雰囲気。
とっさの時に出てくる無意識の反応もアセンダントといわれています。
ただ、ちょっと月とごちゃごちゃってなってしまい、違いがよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
アセンダントは容姿
マドモアゼル愛先生は、アセンダントのことをきっぱりと「容姿」と仰っていました。
いわゆる顔。
月は内面をあらわしアセンダントは見かけ、容姿、顔。
ここをはっきりと説明してくれたのは愛先生でした。
顔、容姿=第一印象
というわけなのですね。
なるほど。
ワタシ的にはアセンダントはおうちの玄関みたいなもの、とお伝えしています。
おうちの中がどんなのかはわからないけれでも、玄関が立派であったり可愛らしい感じだったり。
洋風の玄関なのに中に入ってみると意外と和風だったりと外と中身は違う場合もありますよね。
最も外側でわかりやすく見えている部分。
これがアセンダントです。
持って生まれたスペック
また容姿からちょっと幅を広げて、持って生まれた資質という場合もあります。
例えば速さのスポーツカーなのか小回りの利く小型車なのか馬力のダンプカーなのか。
容姿にあたる見かけも違うし、性能も全く違いますよね。
持って生まれたスペック。
これがアセンダントともいえます。
ということで、わかるようでいてわかりにくいアセンダントと月の違いを整理してみました。
参考になれば嬉しいです!