世の中は成功法則が溢れていて、その基本といえるのが、まずは「目標を明確化する」ことと言われています。
その一方で、特に目標を持たずに「流れに身を任せる」人もいます。
特に方向性も決めずに、その時々でベストな選択をしていくパターンです。
このタイプの人は人からの依頼に応えていくことで、それが天職になったりする場合もあります。
頼まれごとを引き受け続けていくうちに、それが世の中に認められたり、多くの人に必要とされるようになるといったパターンです。
ある意味、ちょっと羨ましい気もしますね。
魂や運命の流れが引き起こす、起きてくることが必然のことと、どこかでどっしりと信じているかのようです。
どちらの生き方も正解なのでしょうが、あなたは、どちらのパターンでしょうか?
目標を設定するのが良い人と、流れに任せた方が良い人という違いは、ホロスコープの中で個々の天体配置やハウスの影響を通じて理解することができます。
ホロスコープは、個人の性質や人生の進め方に関するヒントを与えてくれ、どのアプローチがその人にとって最適かを見極めることができます。
目標を設定するのが良い人
このタイプの人は、計画的で、自分の目標を明確にし、それに向かって着実に進んでいくことが適しているといえます。
1ハウス太陽の人
1ハウスに太陽があると、自己のビジョンを明確に持ち、それに対して行動することが人生の大きなテーマとなります。
目標を設定し、その実現に向けて努力することで、自己の力を確認し、自信を深めていくプロセスが重要です。明確なゴールがあることでエネルギーを集中させ、自分の望む結果を達成することが得意です。
土星の強調
土星は、規律や責任、計画性をあらわします。
土星が強調されている人(例えば、太陽、月、アセンダントが土星と強く関わる配置)や、土星が1ハウスや10ハウスに位置する人は、長期的な目標を設定し、それに向かって着実に努力することが得意です。
このタイプは、現実的な計画を立てて進むことで、達成感を得られる傾向があります。
10ハウスの強調
10ハウスは、キャリアや社会的地位を表すハウスです。
ここに太陽、木星、土星が配置されている場合、目標に向かって努力することで社会的な成功を収めることができるでしょう。
10ハウスに天体がある場合、自分の地位を明確にするために具体的な目標を設定することが重要であることをあらわしています。
山羊座の影響
山羊座は責任感と計画性を持つ星座です。
これらの星座に太陽や月がある場合、行動力や目標達成のための意志が強く、自分でゴールを設定して進むのが自然な生き方となります。
流れに任せた方が良い人
一方で、流れに任せ、柔軟に対応することで人生がうまくいく人もいます。
このタイプの人は、あまり具体的計画を立てるよりも、変化に対応しながら自然な流れで物事を進めていくほうが成功する傾向があります。
海王星の強調
海王星は、直感や柔軟性、流動的なエネルギーをあらわします。
海王星が太陽や月に強い影響を与えている人や、12ハウスに強い海王星の影響がある場合、物事を計画通りに進めるよりも、流れに身を任せて進むことでうまくいく傾向があります。
このタイプの人は、直感的に状況に対応することでベストな道を見つけます。
魚座や蟹座の影響
魚座や蟹座は感情的で流動的な星座で、目標を厳密に設定するよりも、状況に応じて動く柔軟性を重視します。
これらの星座に太陽や月がある人は、計画に固執せずに流れに乗ることで、予想以上の成果を上げることができることが多いです。
水のエレメントが強い場合
水のエレメント(蟹座、蠍座、魚座)が強い人は、感情や直感を大切にする傾向があります。
このため、目標を厳密に決めるよりも、内面的なリズムや感覚に従って柔軟に行動するほうが自分に合っています。
バランスをとるアプローチが適している人
中には、計画的に進めることと、流れに任せることの両方が必要な人もいます。
ホロスコープにおいて、例えば土星と海王星のバランスが取れている場合や、火と水のエレメントが調和している場合は、状況に応じて柔軟に対応する能力を持ちつつも、必要な時には目標を明確に設定することが得意な人です。
まとめ
ホロスコープを基に考えると、目標を設定するのが良い人と、流れに任せた方が良い人の違いは、天体の配置や星座の影響に深く関係しています。
太陽、土星や1ハウス、10ハウスが強調される場合は、目標を持ち計画的に進むことで成功を収めやすく、一方で海王星や水のエレメントが強い場合は、柔軟に対応し、流れに任せることで自分の道を見つけやすいです。
また明確な目標を持ちながらも、細かい事は起きてくることに任せながら進むミックス型の人もいるでしょう。
自分に合ったアプローチを知っておくといいですね。