人生には人間関係がつきもの。
人のお悩みに多いのがお金、健康、人間関係と言われていますから、人間関係は人生で大きなシェアを占めていることがわかります。
人間関係がテーマのハウス
この人間関係がテーマになっている人は、ホロスコープでわかります。
ハウスでいえば7ハウス、8ハウスに天体がある人。
7ハウスはパートナーシップや人間関係、恋愛をあらわすハウスです。ここに星がある人は、人と関わりながら人生が進んでいきます。
人との出会いやご縁がとても大切な人たち。人からチャンスを持ち込まれたり、人生を伴走する大切な人と知り合うことで人生が拓けてくるのです。
夫婦でお店を営んでいて、四六時中、一緒に過ごすという人もいるかもしれません。
何をするにもパートナーと一緒という人もいます。
なので7ハウスに太陽があったり、天体が集中している人は、人との関わりやパートナーシップが人生のテーマになります。
8ハウスに太陽や天体がある人も人との関わりは大事です。
8ハウスは7ハウスよりも、もっとディープな関わりになります。出会いや恋愛は7ハウスですが、結婚生活そのものは8ハウスです。
8ハウスは契約や血の繋がりなど深く濃密な関係を表しています。
なので苦楽を共にするといった運命共同体的な深い絆がテーマになります。
家系を継承する、
家の家業を手伝う、
親の面倒を見る、
組織に入る、
師匠に師事する、
自分の力と相手の力が混ざり合うことで、人生を大きくしていくのが8ハウスに天体がある人です。
ちょっと自由度は低くて窮屈かもしれませんが、その分受け取ることも多いハウスです。
あとはコミュニケーションのハウスである3ハウスや、仲間との協力関係をあらわす11ハウスも人間関係がテーマになるかな。
この人たちは「人との程よい距離感」を学ぶ必要があるのです。
人間関係がテーマの星座
星座でいうと天秤座、蠍座、蟹座です。
天秤座は社会との関わりにおいての人間関係や男女の恋愛がテーマ。
若い頃は恋愛でうまく自分を表現することがニガテであったり、むしろ恋愛至上になる人も。
すんなり社交性を発揮できる人もいれば、愛想よく接することがニガテだと感じているかもしれませんし、人に気を遣い過ぎて人生に疲れる瞬間もあります。
蠍座は親との関係であったり、結婚相手との密な関係性がテーマです。
自分自身が誰かとベッタリいたいと思うあまりに相手が逆に遠のいてしまうといったこともあるでしょう。
実家の親の束縛や、介護などの問題に向き合う人もいます。
親や家系を守るお役目もあるので、そういった話があれば積極的に引き受けたいもの。
大変かもしれませんが後に資産を引き受ける可能性もあるのです。
蟹座は家族や仲間との関わりがテーマです。
良妻賢母と言われている蟹座ですが、愛情のかけ方で家族とバトルを繰り広げる人もいます。愛情のかけ方や思い入れが、人一倍強いので相手によっては「構わないでほしい」と言われてしまい傷つくことも。
そうなると愛情をかけた分だけ憎しみも増す。実はそんな苦しい一面も持っています。
蟹座は愛について学ぶ星座です。
本当の愛は、程よい距離感を持つ、そんな学びを得る人もいるでしょう。
まとめ
これらの星座やハウスに星があって、人間関係がテーマになるということは人との関わりにおいての学びが多いということ。
決して最初から上手く接することができるというわけではないのです。
なので、そこは自分のホロスコープを見て、心して取り組んでいく必要があります。
特に先程お伝えしたハウスや星座に土星やキロンがあると、苦手意識が強く働きます。
でも土星やキロンは、時間をかけて乗り越えていけるもの。
ハウスや星座に天体があるということは、今生でそれを学びという欲望でもあるのです。
学びたいことを学びに来た、この人生。
ホロスコープをチェックして、ある意味、心して取り組んでみましょう、
きっと得られる恩恵も大きいはずですから!