人生は56歳土星期からが本番！

私の元に星読みセッションを受けに来て下さるのは40代～50代以上の方が多いです。

色んな経験を重ねてきた中で、

人生の集大成として最後に何が自分にできるか、
自分は何をするために生まれてきたのかを模索している方が、とても多いのです。

子育ても仕事の上でも一段落して、人生の最終形にやっと向き合える時期が土星期といわれる56歳頃から。

土星期はこれまで生きてきたことや培ってきたことの総まとめ。
人生の最終キャリアは土星期でもあります。

逆説的に考えれば土星期の最終キャリアのために、それまで太陽期で試行錯誤を重ね火星期で孤軍奮闘し木星期で人生を拡大してきたのかもしれません。

そして土星期で集大成、天王星期では土星期で完成したものからさえ自由になっていく。

60歳の還暦から段々赤ちゃんに戻ると言われていますが、
純粋に人生そのものをイキイキと楽しめる年代が土星期を終えた天王星期なのかもしれませんね。

体験こそが宝

私自身20代、30代は占星術とは無縁でしたし、目の前の現実を必死に生きてきました。

占星術を　”もっと早くに知りたかった”

そんな風なお声も時々聞くこともありますが、知ったその時がベストなんだと、私は思います。

私がもっと早く知っていたら、”どうしたらうまく行くか”にしかフォーカスしなかったと思います。

自分の人生の正解を早く手に入れたいと思う気持ちは誰にもあります。
でも体験こそ宝。

もがき苦しんで失敗して、目の前のことをこなすことが精一杯の若かりしころの体験こそが、今を生きるためのヒントになっていることがわかります。

若い頃は目の前のことに体当たりで生きて行く経験が、後に人生を生きる上での糧になります。

星の世界では50代が集大成。

50代は体力もまだまだあって、現代の女性はキレイですよね。

土星期に偉業を達成した伊能忠敬

とても勇気づけられるハナシがあります。

日本地図を初めて作った伊能忠敬さんってご存知ですよね？

交通の網のない時代に、歩いて測量したんですよ。

あのお方がそんな大偉業を達成したのは、何と…55歳を過ぎてからの17年！
まんま、土星期じゃないですか！！

しかも家業をしっかり勤め上げたあとに夢を叶えに旅に出たんです。

伊能忠敬さんのホロスコープ

この方は太陽水瓶座、水星天王星も水瓶座でコンジャンクション（重なる）です。

かなり進歩的ですね。
今この時代にない新しいものを持ち込みます。

天王星はテクノロジー。
天文学、暦学を学んだのも頷けます。

太陽は蠍座とスクエアで、何度も挫折しながらも諦めずに自分の信念を貫き通す生き方です。

専門性を深めていく蠍座木星は蟹座海王星とトライン。

日本国民の為、ビジョンの為に、どんな困難にもめげず夢を追い信じた道を追求していきます。

牡羊座の金星と天秤座土星がオポジション。

土星期は未知のことや、心の奥底から夢中になれると確信できるものに断続的に取り組んでいきます。

月は双子座で好奇心旺盛で学問好き。
おまけに移動好き（笑）

風のグランドトラインです。
情報を求めたり、広めたりする恵まれた配置ですね。

さすがです。

1745年生まれの55歳ですよ。
今の55歳は、その頃とは比べ物にならないほど若いじゃないですか！

ファッションの世界でも

モードの帝王と言われるジョルジオ・アルマーニもファッションのブランドを設立したのは41歳。

70歳でエレガンスのブランドを設立して86歳の現在も現役で活躍されています。

人生も生き方も、そして彼の作品自身も時とともに洗練されて、ますます本物の輝きを放ちます。

積み重ねてきたものが盤石に形にできるのも土星期。

だから今を生きる私たちも50代を諦めなくってもいいんですよ。
彷徨っている人もまだまだ自分を探しましょう。

本当に自分のやりたかったことが確立していくのは土星期からですから！