太陽星座は一生を通じて軸となる星座です。
太陽星座らしさを発揮して生きていくことが、この人生でのテーマ。
ただ人は節目ごとに太陽星座以外の星座を発揮して、様々な性質を経験していくのです。
これは年齢域という占星術での切り替わりが節目になります。
年代ごとに次のサインに切り替わるために、人が変わったの!?と思うくらいに変化する人もいます。
人は成長する過程で、自分の中の10個の天体を最も育てて、その天体が強く発揮する時期があります。
10個の天体をいつも同じようにパワフルに発揮しているかというと、決してそうではありません。
天体と年齢域
その年代ごとに最も活発に働く天体があり、その天体のサインが強く表れてきます。
●0歳から7歳 月星座で生きている年代
●7歳から8歳 月星座から水星星座へ
●15歳~16歳 水星星座から金星星座へ
●25歳~26歳 金星星座から太陽星座へ
●35歳から36歳 太陽星座から火星星座へ
●45歳~46歳 火星星座から木星星座へ
●55歳~56歳 木星星座から土星星座へ
●69歳~70歳 土星星座から天王星星座へ
この節目はグラデーションになっているので、その年齢でパキッと切り替わるわけではありません。
でも、その年齢域が近づいてくると確実に自分の中で変化している部分を感じ取ることができます。
子供と年齢域
例えば子供の場合、月星座が活発な牡羊座だったのに水星が蠍座だとすると、急にお母さんのそばを離れたがらなくなったり、引き込もってしまったりということがあるかもしれません。
逆に月星座が蠍座で水星星座が牡羊座なら、お母さんの陰に隠れるように人見知りだったのに、8歳ころからは元気いっぱい、ヤンチャぶりを発揮することもあります。
こういった場合、少し心配してしまうのが前者の場合ですね。
何かあったのかと気を揉んでしまいそうですが年齢域による変化だと知っていれば、静観することも必要です。
子供を理解する上で年齢域を理解しておくことは大切です。
かくいう私も幼い頃は人見知りで愛想もないし、その割には欲しいと思ったものは与えられるまでテコでも、その場を動かなかったという超頑固もの。
口数も表情も多くはないのに、自分の意志だけは強くハッキリと持っていた、今思い返すと育てにくい子供だったと思います。我ながら。
そんな私が学校へ入ると一転して愛想よく社交的になります。
私自身も学校へ上がったから社交術を身に着けたんだろう、ぐらいに感じていましたが、実は星座が切り替わっていたのです。
なるほどな~。
違う星座を生きていたんですよね、の超納得。今ならわかります。
今、切り替わりの人たち
今、年齢域の狭間にいる15歳、25歳、35歳、45歳、69歳の方はどうでしょう?
この変化は不思議なもので、自分の中から自然と変わっていくものです。
もちろん太陽星座は変わらずベースにあるものですが、他のサインの性質を年代ごとに感じることができます。
例えば火星期が乙女座で木星期が射手座なら、何でも計画的に動きたかったはずなのに、急に何とかなるさ、といった大らかさが出てくるでしょう。
その年代になって始めて乙女座や射手座が、どんな風に感じているのかを味わうことができるのです。
生きていく上で幾つかの七変化を経験するのは悪くはないです。
どうぞ、その年代を味わってみてくださいね。