1か月に一度巡る新月、満月は地球上を生きる私たち人間、そして植物や動物全てに影響を及ぼします。
特に、この新月や満月が個人的に、特別な意味を持つタイミングがあります。
それはネイタルの天体に新月満月が重なる時です。
*ネイタル(出生)の太陽、月に重なる新月満月
*アングル(アセンダント、ディセンダント、IC、MC)に重なる新月満月
これらは重要な転機となることが多いでしょう。
新月満月が重なる時は転機になる
新月は始まり、満月は完了のタイミングです。
新月がネイタルの天体に重なるときは新しい流れがやってきていることが、より実感できるタイミングになるでしょう。
満月の場合は、今までやってきたことの集大成のとき。
ひとつのサイクルが完了するタイミングになりますので、終わらせることを意識してみるとよいでしょう。
まぁ、意図しなくても何かの形で終わりを感じる時でもあるので、感謝して終わらせることが次へのステップへと繋がっていきます。
上弦の月、下弦の月の場合
上弦の月や下弦の月は、方向転換、心機一転、手放し、気づきをもたらします。
太陽と月が90度の配置になる上弦、下弦の月は急カーブで曲がり角を迎えているように、突然にコロッと方向性が変わることがあります。
上弦の月や下弦の月に重なる時は、今までの既定路線を大胆に変更したくなるときかもしれません。
心境の変化という形で、気づきがもたらされるタイミングでしょう。
上弦の月は増やしたいもの、大事なものだけを残して後は手放していきます。
下弦の月は不要なものを抱えていたことに気がついてスリム化することに向いています。
それぞぞれの天体に重なるときの影響は?
●新月は始まり、スタート
●満月は終わらせる、完了
●上弦、下弦の月は変化、手放し
太陽に重なる時
太陽に重なると仕事や生き方に影響があります。
太陽は夫をあらわしているので、男性なら自分自身に、女性なら夫に影響が出ることも考えられます。
月に重なる時
月の場合は内なる感情や心境の変化として表れます。
また月はプライベートや生活を表しますので暮らしに変化があるかもしれません。
男性の場合は妻に変化が起きてくる場合もありそう。
上弦、下弦の月に重なるとき
思い切った方向転換や目からウロコ的な体験で、今までわからなかったことや見えていなかった可能性に気がつくこともあるでしょう。
本人の意志とは関係なく、むりやり変更させられることもあるかもしれませんが、流れに逆らわずに受け入れる方が可能性は広がります。
この他にアングル(アセンダント、ディセンダント、IC、MC)に重なる時も転機になります。
アセンダント・・・自分自身
ディセント・・・人間関係、パートナーシップ
IC・・・家族関係、心の拠り所、居場所
MC・・・仕事、肩書き
まとめ
新月や満月が自分の天体にピッタリと重なる場合や、その付近の度数の人は転機が訪れていることを知っておくといいでしょう。
個人的なサイクルにおいて、天体が送るメッセージに耳を澄ませてみるといいですね。
星はあらゆる方法を使って、私たちにメッセージを伝えてくれます。
もし新月や満月が自分のネイタルの天体の近くで起きていることに気がついたなら、それはメッセージです。
そのネイタルの天体のある度数のサビアンシンボルについても考察してみると良いと思います^^