始めましての人との出会いは、あなたも相手も全く情報もないところからのスタートですが、
知り合ったときの印象と少し経ったときの印象が違う人っていませんか?
初めは見た目や雰囲気で、相手のことを推し量るしかないわけです。
何となく優しそう、
すごく真面目そう、
気が合いそう、
これが第一印象ですが、それはその人の容姿や雰囲気から感じる印象です。
この印象って、とても重視されますが、時には大きく外れることもありますよね。
「大人しそうだったけれど、めっちゃオモロイやーん!」
「しっかりして見えるけれど、案外、天然だった」
そんな風に言われたことはありますか?
「真面目そうって言われるんだけど、全然そんなことないんだよね」
っていう場合もあります。
でも、これって自分で意識してそう思われるものではなくて、顔のパーツであったり雰囲気であったりで、自分で操作することは難しいのが第一印象です。
第一印象はアセンダントで決まる
持って生まれた容姿と雰囲気。
この第一印象をあらわすのがホロスコープではアセンダント(ASC)です。
アセンダントは、あなたが生まれた瞬間の東の地平線と太陽の通り道である黄道が交わる地点。
太陽は東から昇ってくるので始まりの場所と言われ、
ホロスコープでは全ての始まりをあらわす重要なポイントです。
このアセンダントと1ハウスが異なるサイン(星座)だと、見た目とのギャップが大きいのかもしれませんね。
1ハウスはあなた自身を表しています。
1ハウスのサインとアセンダントが違う人は、「始め(アセンダント)はこう思ったけれど、実はこうだった(1ハウス)」と言われることが多いのです。
アセンダントと1ハウス
こちらのホロスコープはアセンダントが牡羊座♈、1ハウスが牡牛座♉です。
アセンダントが牡羊座で1ハウスが牡牛座の場合。
最初はイケイケでやんちゃなイメージを抱いたとしても、お付き合いしてみると堅実で、自分のこだわりをしっかり持っている人であることがわかります。
アセンダントが山羊座で1ハウスが水瓶座なら、最初はお堅い人で話が通じないのかと思っていたら、話してみると案外、話のわかるフランクな人だった、ということもあります。
アセンダントが天秤座で1ハウスが蠍座なら、人当たりもよくて社交的に見えるけれども、実はなかなか心を開いてくれなかったり、特定の人とだけ親密になれればいいと思っているかもしれません。
ソフトに見えるけれど意外と頑固。
結構、ギャップがあってミステリアスですね。
アセンダントと1ハウスが同じ人
逆にアセンダントと1ハウスが同じサインなら、見たまんま、そのままといった人であることが多いでしょう。
ある意味、第一印象のまま、です。
ちょっと付き合ってみれば1ハウスのサインがあらわれてきますし、第一印象はあっという間に過ぎ去っていくものです。
なので1ハウスのサインの性質の方が、よりその人らしいと感じるかもしれません。
とはいえ、人の第一印象が与える影響力もまた大きいものがありますよね。
食わず嫌いではないけれど、第一印象で合う、合わないを無意識に選別することだってありますし。
まずは自分がどんな風に見られるのか、フラットな視線で見てみることって大事。
そして、ギャップがあるのかどうかを分析してみるのもおすすめです。