今日は魚座ラストデー。
占星術的には12星座の最終の度数まで来ました。
明日は12星座トップバッターの牡羊座の始まりの0度に入ります。
太陽が牡羊座0度に入る瞬間が春分。
昼と夜の長さが同じ中庸の時ですが、ここから陽のエネルギーが増していきます。
今日の日が変わってすぐに春分を迎えるということにも、今年は全ての出来事が目まぐるしく移り変わっていくことが予想されます。
社会の流行やムードを作る木星も5月には牡羊座まで駆け抜けます。
時代の転換期は混沌や停滞の後で、突然ガラッと何もかもが変わっていく瞬間があります。
2022年はまさしく終わりから始まりの転換期にあたるのでしょう。
今年は挑戦と闘いから始まる
春分図ではホロスコープの始まりのアセンダントが射手座。
射手座が表すのは挑戦であり戦いです。
このアセンダントは日本における春分図なので、戦いは今繰り広げられている戦争という意味ではありません。
ただサビアンシンボルを見てみると、
射手座24度は「家の外に止まっている青い鳥」
これは幸せはすぐそばにいる、というメッセージです。
今起きている戦争や災害を身近に感じて始めて、私たちの幸せは本当はもっと身近にあったのだと気づき始めている。
特に日本人が、です。
2022年に目指すべきテーマはMCである天秤座。
協力関係でありパートナーシップです。
そして調和と平和でもあるのです。
2022年のテーマは伝える、表現すること
太陽をはじめ水星、木星、海王星が3ハウスに集結。
今年のテーマは
「伝えること、表現すること」。
誰もがオンラインを使って発信できる時代。
それが更に加速して、もはや物を売るにも何をするにもSNSやネットは欠かせない状態になるでしょう。
魚座の表す情報は玉石混交です。
詐欺や騙しといったことや情報源の曖昧なものまで多くの情報が飛び交いますが、その中でも群を抜いていくものは「人の心に寄り添ったもの」。
形だけではなく、心から目の前の人を大切にする愛が感じられるものが、突出して売れ始めたり人気が出たりするでしょう。
ますますジェンダーフリーに
2ハウスという収入の場所に水瓶座の火星、金星がコンジャンクション(重なり)、天王星とのスクエア(葛藤)の配置。
水瓶座はユニセックス。そしてあらゆる差別や区別をなくす星座です。
今後ますます男女の差がなくなり、例えば障害のある人にも便利なユニバーサルなものが売れ始めることがわかります。
私もジュエリーの世界に携わっていますが、宝石は女性のためのものという概念も変わっていくでしょう。
女性でも、これまで男性的とされていたマニッシュなリングを好んで着けられる人もいます。
最近、男性用のレースのトランクスがヒットしているそう。
レースは女性のもの。
その既成概念を打ち破って、男性用のボクサーパンツをワコールが開発したのです。
その通気性やフィット感は男性にとって初めての感覚であり、とても人気なんですって。
レースと男性。
この取り合わせを誰が思いついたのでしょう?
でも、あっても然るべきものですよね。
女性にとって心地よいものは男性にとってもそうなのかも。
全てはジェンダーフリー。
その発想が持てるかどうかが、2ハウスがあらわす収入に結びつくかどうかの境目なのです。
個人が目覚めて力を持つ
春分図では月だけがポツンと離れて高見にいます。
月は国民と読み解けば、国民がホロスコープの1番高い所から世間を見下ろしている感じ。
この星の配置はシングルトンといって、ホロスコープを牽引する重要なキーの天体になるのです。
山羊座の冥王星とは葛藤の配置で、より一層権力や社会的な力のあるパワーからの圧を受けそうな国民。
規制やしがらみは最後の最後で、強く圧迫してくるでしょうし、経済的にピンチに立たされることもあるでしょう。
だからこそ、それを逆手にとって、人からの援助やサポートを受け取りながら協力し合って、個人が力を持つのです。
支えようとするものが支えられる。
キレイごとの様ですが、協力し合えば、個人の力も捨てたもんじゃない。
国の迷走をよそ目に、着々と力をもち貢献できるチカラをつけていく人も多い。
国民の方が一枚上手なのかもしれません。
言葉と表現する場を持つこと
そのためにも必要なのは言葉と表現を持つこと。
小さくてもいい。自分が何を考えて、何に興味があるのか。そして何をしようとしているのかを発信していくこと。
だって、3ハウスに太陽をはじめ、こんなにも星が密集しているのですもの。
学び、伝え、コミュニケーションする。
そして直感やインスピレーションがもたらす感覚に素直に従ってみることもまた大切。
混乱した世の中で情報が錯綜するときにこそ、従うべきは自分の中のふとした感覚なのです。
さあ、いよいよ2022年が本格的に始まりますね!
良い年にしていきましょうね。