誰にとってもお休みの日は嬉しいものですよね。
でもお休みは嬉しい反面、何だか疲れてしまう、
お休みの日よりも仕事をしていた方が楽、という人もいます。
長いお休みの時こそ、自分の月星座を満たす絶好のチャンス。
月星座はリラックスしたときに発動します。
外ではよそ行きの太陽の顔を見せていたとしても、おうちの中では月の自分に戻ります。
月星座はありのまま、飾らない素の自分です。
月星座は大人にならない星座。
最も根源的な欲求をあらわしていますから、
月の自分を満たしてあげることは、基本的な存在の欲求を満たすことになるので、とても大事です。
子供が丸ごとその存在を愛されると感じられるように、
月星座である自分をそのまま受け止めて愛してあげることは何物にも代えがたい満たされ感があると思います。
なかなかリラックスできない人のホロスコープチェック
ただ、この月星座の時間帯を上手に使える人と、そうでない人がいます。
その違いは・・・。
それは月のアスペクト(星の角度)によります。
月にハードなアスペクトがある場合は中々落ち着きません。
例えば月にスクエア(90度)の角度があると、ゆっくりしていると突然に用事を持ち込まれます。
スクエアは関わる2つの天体を2つに同時には使えません。
月の持つリラックス時間を楽しもうとすると、一方の天体に急に切り替えなくちゃならないことが起きてきます。
例えば月星座が双子座で、土星がスクエアのアスペクトがある場合。
お休みの日にゆっくりと読書をしようと本を読みだしたら、子供やお祖父ちゃんが用事を言いつけてくる。
土星は果たすべき役割ですからね。
車で迎えに来てほしいとか、あそこまで運んでほしいとか、よくある話です(笑)
のんびりしようとすると土星の「タスク」や「しなければならないこと」が急に持ち込まれるのがスクエアです。
これがオポジション(180度)なら、常に緊張感を強いられます。
本を読み出そうものなら、始終口うるさい旦那さまの監視下のもと、あれやこれやの指示が飛んできそうです。
同時に発動するのがオポジションですから。
例えば、こちらのホロスコープの場合は、
魚座(♓)の月(☽)が火星(♂)とスクエア(90度)の角度です。
ハードアスペクトの場合は赤い線で結ばれています。
この場合は魚座の月が表すようにノンビリと映画を観たり、音楽を聴いて過ごそうとすると、
何か色々衝動的に思いついて、あれもやらなきゃ、コレもやらなきゃ、と行動を始めちゃったりします。
特に射手座の火星なので筋肉を使いたがります。
せっかくノンビリと体を休めようと思っているのに、動き回る羽目に自分から仕掛けてしまうという(笑)
ハードアスペクトの対処法
月とスクエアがある場合は時間を区切って、何時までは映画を観る時間、その後は行動する、みたいに切り替える必要があります。
スクエアは切り替え力、同時に両方はできませんから、ひとつずつ対処しましょう。
これがオポジションの場合は両方を一気にやれるように、体を動かしながら癒されるヨガやストレッチ、適度なスポーツなんかを楽しんでみると良いのではないでしょうか。
まとめ
何だかお休みの時に限って疲れてしまう。
そんな人は、月のアスペクトを確認してみてくださいね。
土星とのアスペクトがあれば、お休みの日に限ってやらなければいけないことが山積みです。
火星ならゆっくりしようとすると衝動的に何かをひらめいたり、アレもコレもとはやる気持ちにせかされます。
木星なら何でもかんでも手をつけて収集がつかなくなりそうですが、
木星はハードアスペクトであっても吉星の木星ですから、そんなに影響はないでしょう。
月とハードなアスペクトを持つ人は、ひと工夫が必要かもしれませんね。
のんびりしたいのに、お休みの日ほど疲れてしまう。
でも月のアスペクトを知ることができれば意識できますので、無意識に振り回されることが少なくなります。
どうぞ有意義な休日をお過ごしくださいね!