個人のホロスコープ(出生図)を出すために必要な情報は、3つあります。
生年月日
出生時間
出生場所
生年月日だけでも多くの情報を読み取ることはできますが、出生時間がわかれば、もっと詳細にわかることがあります。
それで出生時間はどうやって調べるの?って思われると思います。
お生まれの正確な時間は、「母子手帳」で調べます。
これが基本の調べ方です。
ただ、この時間も産院によって様々で、赤ちゃんが産声を上げた時が出生時間となる場合や、赤ちゃんが全部出きった時が出生時間となる場合もあります。
また私の出生時間もキリの良い数字になっているのですが、遥か昔、産婆さんによって母の実家で取り上げられたので、
この時間もひょっとして結構ざっくりなのかもしれませんね^^;
厳密にいえばホロスコープのアセンダントは、4分で1度は動いてしまうので、
切り上げられたり、切り捨てされると、ちよっと違ってくるとは思いますが、この数字が私に与えられた運命の時間ということで、これで良しとしましょう。
それで母子手帳がない人は、ご両親に聞いてみるのが、次の手です。
1960年代初めの方は、結構お生まれ時間がわからない人も多いです。
当初はあまり、出生時間を記載する、そういった習慣がなかったのかもしれませんね。
最近のママさんは、占星術の心得もある方も多いので、生まれる前から月星座が気になっていらっしゃる方もいます。
それはさておき、お生まれ時間が不明な場合、朝方、お昼間とかのヒントだけでもあれば良いですね。
これだけでも相当違ってきますので。
この親に聞く、っていう行為が、とても大切です。
大人になるにつれて親へのわだかまりから疎遠になったり、
心の中でしっくりいかないものを抱えて生きている人は、たくさんいます。
長い間、連絡を取っていない場合、自分の出生時の時間を聞いたり、その時の状況を共有したりすることで、わだかまりが解れることもあります。
少し話は変わりますが、
以前に鑑定させていただいた方で、ホロスコープの始まりの場所であるアセンダント付近に木星がある方がいました。
こういうホロスコープの場合は、ものすごく親に期待されたり、望まれて生まれてきた人が多いです。
でもその方は大人になるにつれて母親との関係がこじれてしまっていて、何となく疎遠になっていらっしゃいました。
望まれて生まれてきたんだよ
とお伝えすると、心のわだかまりが消えて、お母さまに感謝の気持ちが湧き起こったと、涙を流して喜ばれていました。
親子であるからこそ、ちょっとしたことでも、こじれてしまいがち。
愛情がないわけではないのです。
ホロスコープは、それを思い出させてくれたのです。
だから、ホロスコープに興味を持って、自分の出生時間を知りたいと思ったら、親御さんに会いに行ってみませんか?
それでもわからない場合は、
確立は低いかもしれませんが産院に聞くとデータが残っている場合もあるかもしれません。
出生時間がわからない人に、おすすめのホロスコープの出し方も
ありますので、こちらを参考にしてみてくださいね^^