火星獅子座入りでモチベーションが上がる人達

2024年から火星が蟹座に長期滞在していましたが、2025年4月に獅子座へ移動することで、火星蟹座・火星獅子座の人にはそれぞれ異なる影響が出てきます。

火星蟹座の人への影響

・昨年から続いていた内面的な葛藤や家族・居場所に関するテーマが落ち着く

・感情に左右される行動パターンが強まっていたが、4月以降は切り替わる

・火星が獅子座に移動すると、自分を守るための行動から、自己表現を強める流れへ

・昨年積み重ねてきたことが、4月以降に形になる可能性がある

火星獅子座の人への影響

・4月に火星リターンを迎えるため、新たな2年間の行動サイクルがスタート

・これまで停滞していたエネルギーが活性化し、自信を取り戻すタイミング

・自己アピールが強まり、周囲に自分を認めさせるような機会が増える

・リスクを取ってでも前に進もうとする意欲が高まるが、無謀な行動には注意

火星蟹座の人は、昨年の長期滞在の影響や逆行で慎重な行動や見直しをする傾向が強まっていたかもしれませんが、4月以降はより外向的な動きへとシフトしやすくなります。

一方で、火星獅子座の人は、自分らしさを発揮する時期が到来し、積極的にチャンスをつかむ流れが生まれそうです。

マーズリターンとは？

マーズリターン（火星回帰）とは、生まれた時の火星の位置にトランジットの火星が戻ってくる瞬間のことを指します。これは約2年ごとに起こり、その人のエネルギーの使い方、行動パターン、目標達成のための戦略などがリセットされるタイミングとされています。

マーズリターンの影響

・新しい行動サイクルのスタート：2年間の新たな挑戦や活動の方向性が決まる

・モチベーションの変化：やる気が高まる時期だが、焦りや衝動的な行動にも注意

・対人関係への影響：積極的になりやすいが、攻撃的にならないよう意識することが大切

・健康や体力面の変化：火星が入るハウスによって、特定の身体的テーマが浮上する

マーズリターン図の読み方

マーズリターンの際に作成するホロスコープを「マーズリターン図」と呼び、これを見ることで次の2年間の行動パターンを予測できます。

・火星のハウス：エネルギーを注ぐべきテーマ

・火星のサイン：行動の質が強まる（例：牡羊座なら直感的、乙女座なら計画的）

・火星のアスペクト：エネルギーの出し方や注意点

火星のアスペクトによって、エネルギーの出し方や行動の特徴が変わります。具体例をいくつか挙げてみます。

火星の主要アスペクトと影響

調和的なアスペクト（トライン・セクスタイル）

◎ 火星×太陽（トライン・セクスタイル）
→ 自信と行動力がスムーズに結びつく。リーダーシップを自然に発揮できる。

◎ 火星×木星（トライン・セクスタイル）
→ 前向きなエネルギーが強く、挑戦に対する意欲が高まる。行動が成功しやすい。

◎ 火星×冥王星（トライン・セクスタイル）
→ 強靭な精神力と持続力を持ち、目標達成への意志が非常に強い。

ハードアスペクト（スクエア・オポジション・コンジャンクション）

▲ 火星×月（スクエア・オポジション）
→ 感情的になりやすく、怒りや衝動を抑えにくい。感情の波に振り回されることも。

▲ 火星×水星（スクエア・オポジション）
→ 言葉が攻撃的になりやすく、口論になりがち。焦りからミスをしやすい。

▲ 火星×土星（スクエア・オポジション）
→ 行動を抑えられやすく、ストレスを感じやすい。努力が必要だが、その分成功すれば大きな成果につながる。

▲ 火星×天王星（スクエア・オポジション）
→ 衝動的で予測不可能な行動が増える。トラブルを引き寄せやすいので冷静さが大切。

ハードアスペクトはチャレンジングな要素を持っていますが、乗り越えれば大きな成長につながります。

特に火星のアスペクトは、どのようにエネルギーを発揮するかを示すため、行動パターンを理解することでより効果的に活かすことができます。

活用方法

マーズリターンは、新しいプロジェクトを始めたり、自己成長のための目標を設定するのに適した時期です。リターン図を活用して、行動計画を立てることで、より効果的にエネルギーを使うことができます。

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