エレメントの不思議～エレメントがない場合がオモシロイ

エレメントは、その人の持っている価値観を4つのグループに分けたもの

12星座を4つのグループに分けることができます。

このエレメントが少なければ、それだけそのエレメントに関することに重きを置いていない、もしくは苦手だと読み解くことができます。

ただエレメントに関しては不思議なもので、全くない場合は逆にそのエレメントが強調されることがあるのです。

エレメントが0だからこそ、そのことに特化して頑張ろうという意識が働くのでしょう。

エレメントとエレメントが少ない場合編

●火のエレメント
直感と情熱のままに行動することを大切にする。

火のサイン（星座）・・・牡羊座、獅子座、射手座

●地のエレメント
五感や感覚重視で目に見えるものを大切にする。

地のサイン（星座）・・・牡牛座、乙女座、山羊座

●風のエレメント
知性や情報を重視し、自由でいることを大切にする。

風のサイン（星座）・・・双子座、天秤座、水瓶座

●水のエレメント
感情や気持ちを大事にし、共感し合えることを大切にする。

水のサイン（星座）・・・蟹座、蠍座、魚座

エレメントが少ない場合

【火サインが少ない人】

元気がない
行動できない
やる気が起きない
勝負に出ない

【地サインが少ない人】

現実感覚に乏しい
時間にルーズ
金銭感覚がない
食事とかも興味ない

【風サインが少ない人】

情報に疎い
空気読めない感じになる
コミュニケーションがニガテ
物事の見方が偏る

【水サインが少ない人】

情に流されない
ベタベタするの好きじゃない
人の気持ちに無頓着
あんまり感動しない

エレメントの欠如

「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家の橋田寿賀子さんが亡くなられたときに、過去のインタビュー記事がクローズアップされていました。

その発言や考え方が風サインらしくて、てっきり風サインに星が多い方なんだろうと思っていたのですが、予想に反して風の要素は0。

印象的だった言葉をいくつかピックアップしてみますね。

“友だちはいないし、いらない“

“ベタッとしたお付き合いがキライで、むしろ友だちがいないのが爽やか”

“私に生きていて欲しいと思う人も、この人のために生きたいという人もいない”

小気味良いほどの割り切りと自立心。

こういうことが言えちゃうのって、独立独歩の水瓶座か、水瓶座の支配星の天王星が効いてるんだろうとの予測。

なんだけど、予想に反して水瓶座に天体はなく、人間関係を表す金星と天王星のアスペクト(星の角度)はあるものの、

友だちはいらない、とそこまで強く出ちゃう感じでもない。

★橋田壽賀子さん

1925 年5月10日生まれ  出生時間不明

面白いなと思ったのはエレメントの偏りです。

火 3

土 3

風 0

水 4

水が多いので、人情物やホームドラマとか家族の機微や心理を扱うのが、お上手なのですね。

で、注目したいのが風が0。チーン。

風が0なので、本来なら空気が読めなかったり打算や計算が出来なかったりするかもしれません。

でも橋田さんの発言って風の要素であるコミュニケーションや自立ってことを、すごーーーく意識してらっしゃる。

エレメントって不思議でね、全くないと、それを強く意識して、そのエレメントに関することを取り入れようって、ものすごく頑張ったりするのです。

橋田さんの場合も風のエレメントがないので、風の要素のことをメチャクチャ意識して断固として、やってやるぞって感じがしませんか？

メディアに出てらっしゃるのも、情報を扱う風の要素です。

まとめ

なのでエレメントがひとつも無い場合は、

そこがニガテである場合や、むしろメチャクチャ頑張っていることもあるので面白いです。

でもこれはエレメントに限ります。

もう一つの3区分であるクオリティの場合は、そうではありませんので、これがエレメントの不思議なところですね。

大抵の人は、エレメントの偏りを持っています。

その偏りこそが、その人らしさであったりもしますし、そこが強みであったりもします。

ホロスコープって奥深いですね！