最近、占星術を知らない人にもかなりメジャーになった水星逆行。
水星は1年に4回ほど逆行します。
逆行すると水星に関することがスムーズに行きにくいと言われています。
言語やコミュニケーションのトラブルであったり、判断力が鈍くなったり、知性をあらわす事柄が停滞する可能性があります。
なので、この期間は大きな契約ごとは控えて、なるべく慎重に過ごすことがおすすめです。
電車の遅延やパソコン関係のトラブル、うっかりミスも多くなるので水星の逆行期間には、ため息をつきたくなる人も多いでしょうが、逆に逆行している方が調子がいいという人もいます。
それは出生図の水星が逆行している人。
もともと水星が逆行しているときに生まれた人です。
水星逆行時が追い風になる
この人たちは水星が順行しているときは向かい風に向かって進んでいるようなもの。
なかなかまっすぐに進んで行かないので、見直しややり直しが必然的に多くなります。
なので考えがうまくまとまらずに優柔不断になったり、慎重になり過ぎて決められなかったり、これという情報にすぐに巡り合わなかったりします。
やり直しや練り直しが人よりも多くなるのですが、これが悪いことではありません。
逆に何度も繰り返すことで水星力が人よりもついてきますので、個性が発達しやすいとも言えるのです。
なのでその人にしかできない個性的な表現方法を身につけることも多いのです。
星読みの石井ゆかりさんは、水星が逆行しています。
あの独特の世界観、石井ゆかりさんにしかできない独特な文章表現は魅力ですよね。
ただ本人にすれば、水星の表す事柄に関しては人よりも労力と時間がかかるもの。
これが、水星が逆行しているときは逆に追い風になるのです。
なので逆行中の方が良いアイディアがポンポン湧いてきたり、欲しかった情報がすんなりゲットできたりします。
判断力も増すので、急に頭がクリアになったように感じることでしょう。
出生図の逆行を確認しよう!
ご自身の出生図で天体が逆行しているかどうかは、ホロスコープで確認できます。
ホロスコープの天体の横にRの文字があれば、その天体が逆行していることを表しています。
こちらのホロスコープでチェックしてみてくださいね。
金星逆行の場合
ちなみに、金星も逆行します。
金星は人間関係や恋愛、お楽しみに関する天体。
逆行にお生まれの方は恋愛でうまく自分を表現しにくい、甘えベタといったこともあるかもしれません。
素直になれない、好きって言えない、甘えられない。
そんな人はひょっとして金星が逆行しているのかも。
また必要以上に遊びや楽しむことに罪悪感を持っていたり、楽しみベタな場合もあります。
金星も時々逆行するので、そんな時、金星逆行生まれの方は、ワクワクするような出来事に出会いやすいので、テンションが上がって来そうです。
お空の天体は全部が順行の時の方が珍しいのです。
なので出生図に逆行の天体をお持ちの人の方が圧倒的に多い。
ただ個人的に影響があるのは水星、金星、火星ぐらいまで。
これらの天体は個人天体と言われ、個人が実感しやすい天体です。
トランスサタニアンである天王星、海王星、冥王星に関しては1年の半分以上は逆行しているし、
個人的な影響はそれほど感じ取れないでしょう。
ちなみに太陽と月は逆行はしません。
私たちの軸となる太陽、月は決して逆行をせずに、ただ前に進んでいくだけ。
反省も後悔も、振り返ることもせずに、前へと進んで行くだけの太陽と月。
とても興味深いですね。
水星が逆行している人は水星逆行時の方がコミュニケーションがスムーズですし、ひらめきにも恵まれます。
みんなが揃って、水星逆行時にハプニングに見舞われてても涼しい顔かもしれません。
あなたの水星は逆行していますか?
ぜひ調べてみてくださいね!