前回の記事では、月とアスペクト(星の角度)する天体が、あなたらしさを表しているとお伝えしました。
-
月と関わる天体が自分らしさを発揮する
月は素の自分やありのままの私をあらわす天体です。 ホロスコープには10天体があって、それぞれの年齢になって各天体を発達させていきます。 星の年齢域については、 ...
続きを見る
月はありのままの自分や内面を表しているので、自分でも実感しやすい部分ではあります。
では人から、あなたはどんな人と見られているのでしょうか?
これは気になるところですよね。
なぜなら、人はあまり表立って指摘してくれないし、面と向かって「あなたって、こういう人よね」とは良くも悪くも言ってはくれないものです。
ましてや自分のことは自分でもよくわからないもの。
なので、ここはホロスコープを使って、客観的に自分を見てみることは大いに役に立ちます。
1ハウスは人から見える自分
ホロスコープの1ハウスは、自分自身をあらわすハウスです。
自己表現であったり、生き方であったり、時には体格をあらわしていたりもします。
ただ、この1ハウス。
自分では意外とよくわからないもの。
人から見える、「あなたってこういう人」を表しているのが1ハウスなのです。
この1ハウスに天体がある場合は、あなたは、その天体っぽい人と見られている可能性が高いです。
1ハウスにある、それぞれの天体があなたとして表現されています。
それぞれを見てみましょう。
月 ・・・優しくて温かみがあるが、人見知りなのか中々心を開いてくれない。
シャイでナイーブなところもあるが、会えばホッとするし根強い人気運がある。
水星・・・頭の回転が早いし器用で仕事の出来る人。
コミュニケーション能力もあるけれど、結構お喋りかも。
金星・・・愛想よくて社交的。
ルックスが良かったり、趣味やセンスが良い人が多い。
人にも甘いが自分にも甘い。
太陽・・・我が道をいくマイペースでワンマンなタイプ。
自分のことは自分で決めて、自分で道を切り開いていく。
あまり人の言うことは聞かない。
火星・・・エネルギッシュで行動的。
結果を恐れずに思い立ったら何でもやってのける。
頼れるリーダーだけれどもども怒りの導火線が短い。が機嫌が直るのも早い。
木星・・・大らかで明るい。
人に対して善意があり、斜に構えたものの見方をしない。
楽観的なのはいいけれども、時々、大雑把。
土星・・・真面目で正直もの、責任感も強い。
実力派で淡々とやるべきことに取り組んで、目的を達成するので信頼がおける。
融通が利かず冗談が通じないところも。
天王星・・・個性派でユニーク。自由で型にはまらない。
「この人、天才かも⁈」という片鱗を感じさせるが、常人には理解しがたいところも。
海王星・・・限りなく優しい癒し系か、ちょっと天然の不思議ちゃん的要素も。
何でも受け入れてくれそうで、ついつい甘えてしまいたくなるが、本音が見えにくい。
ガラスのハートを持っていることも。
冥王星・・・何もしゃべらなくても「この人タダモノではない」オーラと圧を持っている。
普段は大人しくても、言い出したら絶対聞かないし、怒らせたら絶対コワイ。
存在感とカリスマ性がある実力者。
サインよりも天体が強い
いかがでしたか?
1ハウスに天体がある場合は、1ハウスのサインよりも天体のもつ印象が強くなります。
例えば1ハウスが天秤座で、冥王星がある人の場合。
人当たりも良くてソフトな印象があるのが天秤座なのですが、何となく冥王星的な強烈なインパクトが漂います。
天秤座的に人に合わせもするけれども、ここぞという時には絶対に譲らない。
何が何でもやってのけるであろう底力を感じさせます。
1ハウスにある天体は代名詞
1ハウスは無自覚なハウスです。
ただ人からは、そう見られてしまうのも1ハウス。
ということは、あなたの看板であり代名詞でもあるのです。
なかなか自分で自分のことはわからないもの。
この機会に自分のことを客観的に見てみて、セルフブランディングに役立ててみてはいかがでしょうか?